大作曲家の信仰
聖書系の書店を何気なくうろついていて手に取った本。R・カヴァノーという人の著作が和訳されたもので、教文館から刊行されている。2500円をためらわずに支払った。音楽系の書店では見かけなかった。下記の作曲家たちを信仰という切り口から語っている。
- バッハ
- ヘンデル
- ハイドン
- モーツアルト
- ベートーヴェン
- シューベルト
- メンデルスゾーン
- ショパン
- リスト
- ワーグナー
- グノー
- フランク
- ブルックナー
- ブラームス
- ドヴォルザーク
- エルガー
- ヴォーンウイリアムス
- アイヴス
- ストラヴィンスキー
- メシアン
著述の前半は生涯の簡単な紹介になっている。後段で信仰のことが語られる。欲を言うと、ヴィヴァルディ、テレマン、ブクステフーデ、パッヘルベルあたりのバロック期の人たちを加えてほしかった。ドイツ系のめぼしいところでは、シューマン、マーラー、ウェーバーあたりが抜けている。オペラ系やフランス系に薄い感じがする。言及のある作曲家についての記述が充実しているのでないものねだりがしたくなる。
そんなことよりイタリア全滅はあんまりだ。それならそうで「大作曲家」などと振りかぶらねばいいのに。
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