ヴィヴァルディ復興
私の脳内ルネサンス。ブログ「ブラームスの辞書」内でバッハに付与された高い位置づけは、一連のバロック特集以前から確定していた。企画の期間中にカテゴリー「301バッハ」所属の記事が282本を超え、ドヴォルザークを抜き返したこと、すでに述べておいた。
その陰でヴィヴァルディの記事も100本に接近中だ。作曲家カテゴリーでバッハ、ドヴォルザーク、シューベルトに次ぐ第4位に躍り出た。
「四季」だけの作曲家ではないと知っているつもりの人生だったが、改めて思い知らされた。調和の霊感12曲を1つとってもすごいと思う。作品番号付与の作品の他にも素晴らしい作品がたくさんある。私の好みが半ば意図的に器楽側に寄っていなければもっと増えたはずだ。
小粋で品がいい。気が利いている。バッハよりあっけらかんなイメージだが、op3-12のラルゴにような底知れぬ緩徐楽章も書く。要は何でもできるのだ。
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