ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 二重予告 | トップページ | 偉人ランキング »

2022年9月 3日 (土)

ふめんづら

「楽譜の見てくれ」のことだ。楽譜を見た感じの印象くらいのニュアンスで何ら難しいことはないがタイトルが平仮名になっているのは訳がある。これを漢字で書くとどうなるのか。おそらく「譜面面」なのだと思う。「面」が重なって落ち着かない。かといって「譜面づら」でもピッタリ来ない。実はこの言葉の表記が難しくて意図的に使わずにいた。決定版を見つけきれずにいる。よい知恵はないものか。

ブラームスの「ふめんづら」は独特だと思う。

  1. 音が多い。つまり譜面が黒い。
  2. オクターブや3度、6度での重音が多い。弦楽器でさえしばしば重音が要求される。
  3. しばしば旋律が3度6度オクターブで重ねられる。
  4. スラーがしばしば小節線をまたぐ。
  5. やけに長いスラーが多い。
  6. 異なるリズムが同時に鳴ることが多い。
  7. 実質変拍子でありながら、拍子記号を変更せずに押し通す。
  8. ちょっと見では気付かぬヘミオラが隠れている。
  9. 用語の使い方が多様で繊細。

「ブラームスの辞書」はこのうちの9番目だけを異常にクローズアップした書物である。

 

 

 

 

 

 

« 二重予告 | トップページ | 偉人ランキング »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふめんづら:

« 二重予告 | トップページ | 偉人ランキング »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ