音韻数の収まり
わがブログ「ブラームスの辞書」の管理人のハンドルネームは「実朝の弟子」だ。立ち上げ当初は「アルトのパパ」であった。
- あるとのぱぱ
- さねとものでし
6音から7音に音韻数を増やしたということだ。和歌的に7音の方が収まりがいいことも変更に踏み切った理由であった。この場合の6音は細かく申せば「3+1+2」である。和歌的にすこぶるおさまりが悪い。「3+3」なら初句や第三句の字余りとしてなじむのだが「3+1+2」ではどうにもならんと思い詰めた。
一方の「さねとものでし」は「4+1+2」である。これは「五七五七七」を構成する2句4句結句のどこに置かれても様になる。特に結句は、2音か4音の名詞を末尾に置くと引き締まる。つまり体言止め適性が高いということだ。
ささやかなこだわり。
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