予告通り
記事「二重予告 」で9月17日から次の特集を立ち上げると申し上げた。そう今回の特集は「源実朝」だ。
私のハンドルネーム「実朝の弟子」はもちろん彼に由来する。中学時代に父から鶴ケ丘八幡宮の惨劇の話を繰り返し聞かされて以来のお気に入りで、今では第2位に伊能忠敬、第3位に森鴎外を従えて、日本史人物大好きランキングの首位をぶっちぎりで独走中だ。某大河ドラマ放映前からこの位置付けにあることはお断りするまでもない。
高校生になって小学校4年の時に完全に暗記した小倉百人一首の「鎌倉右大臣」が彼のことであると知ったときの衝撃は今もって忘れない。実朝への傾倒は、クラシック音楽への目覚めよりもさかのぼる。歴史の授業での実朝像には違和感特盛だ。都かぶれの暗愚な将軍でなければ都合の悪い人たちがいたのだろうとまで思い詰めている。
かつて私自身の還暦を祝して展開した特集「令和百人一首」でも片鱗には触れたが今回生誕830年を期に再び取りあげる。
ブラームスネタからの華麗な逸脱にぞありける。
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