2つの歌op91バリトン版
先般聴いたタメスティさんの演奏会場で、CDが即売されていた。開演前、何気なくのぞくと軽い衝撃。当日の演奏曲を収録したCDに交じってブラームスのヴィオラソナタのジャケットがすぐに目についた。即買いしたものの時間もなく、リュックに収めて着席した。
素晴らしい演奏に我を忘れて帰宅。そう言えばとリュックを開けて買い求めたCDを手に取って驚いた。2曲のヴィオラソナタに歌曲「ナイチンゲール」op97-1と「子守歌」op49-4をヴィオラとピアノ版が入っている。最後にはヴィオラとピアノが伴奏につく歌曲op91。タメスティさんのヴィオラで聴けて幸せだと満足していたら、独唱はマティアス・ゲルネ(Br)とある。バリトン版は未聴もいいところだった。
「それもありか」な演奏ではなく、いやもう凄い説得力の演奏だ。
実朝特集に5日間も通過待ちをさせて最後に走り去る演奏というにはあまりにチャーミング。
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