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2022年10月26日 (水)

参照歌人ランキング

実朝自身の作品の他に、参考歌もエクセルに取り込んだ。データベースにも使えて便利だという話をする。

参考歌1694首の作者340名について引用回数順にランキング化してみた。

  1. 紀貫之 69
  2. 九条良経  60
  3. 式子内親王  42
  4. 藤原家隆  38 
  5. 後鳥羽院  37
  6. 藤原俊成  33
  7. 藤原定家  30
  8. 柿本人麻呂  29
  9. 慈円  29
  10. 大伴家持  28
  11. 凡河内躬恒  26
  12. 西行  24
  13. 紀友則  20
  14. 寂蓮  19
  15. 山部赤人  17
  16. 藤原俊成女  16
  17. 飛鳥井雅経  15
  18. 素性  14
  19. 在原業平  13
  20. 大江匡房  11
  21. 能因  11
  22. 源経信  11

芳しいメンバーにため息が出る。気づいたことをいくつか。

  • 新古今世代を赤文字にしておいた。20人中11人という高密度。実朝自身より少し上の世代。
  • 小倉百人一首に歌が載っていないのは俊成女だけだ。実朝は百人一首なんぞ知らないのにこのありさま。
  • ランクインしなくても340人いれば百人一首歌人は網羅だ。
  • 人麻呂、家持、赤人がしれっとランクイン。万葉集の勘所もおさえていた証拠だ。
  • 首位の貫之に加え、躬恒、友則、素性、業平など古今和歌集にも相応の興味があった。
  • 数の上では男性が多いけれど、もともとそんなもん。百人一首と同程度だ。
  • 私の大好きな九条良経が60首で2位とは嬉しい限り。
  • 後鳥羽院が5位なのも納得。
  • 師匠の割に定家が低いか。

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