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2023年1月16日 (月)

定家のチョイス

昨年11月1日以降、年明け1月11日まで個別の実朝作品について記事を積み重ねた。その間に取り上げたのは66首。現時点における実朝和歌お気に入り66撰と見ていい。現代に伝えられた実朝作品は757首あるので、8.7%を抽出したことになる。

定家は9番めの勅撰和歌集「新勅撰和歌集」において実朝の作品25作を入集させた。その25作品のうち、私の66首との重複作品は下記の3首に留まる。実際に定家が参照していた実朝作品の総数は不明だから抽出率で比較できないのが残念だ。

  • 山高み明け離れ行く横雲の絶え間に見ゆる峰の白雪 SWV333
  • 世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも SWV604
  • 山は裂け海は浅せなむ世なりとも君に二心我があらめやも SWV663

たったこれだけかという印象。定家が入集させた歌のうち残り22首を私はスルーしたことになる。私の基準は好きかどうかだけで、勅撰入集は基準にしていなかったとはいえ、極端だ。

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