15歳のワルトシュタイン
1849年4月14日。15歳のブラームスは故郷ハンブルクでピアノリサイタルを開いた。好意的な批評が新聞に残されている。このときのメインプログラムがベートーヴェンのピアノソナタ第21番ハ長調op53「ワルトシュタイン」だった。ブラームスの伝記に初めて現れるベートーヴェンの痕跡だ。15歳でこの曲を弾くことがどれほどすごいのか実感は持てていないが、古典への敬意だけは伝わってくる。
どんな演奏だったのだろう。
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