格闘の痕跡-ピアノ編
たとえば以下のリストをご覧いただく。
- シュナーベル 1882/4/17
- バックハウス 1884/3/26
- ケンプ 1895/11/25
- アラウ 1903/2/6
- セルキン 1903/3/28
- フィシャー 1914/7/5
- バドゥラスコダ 1927/10/6
- グルダ 1930/5/16
- ブレンデル 1931/1/5
- グールド 1932/9/25
- エッシェンバッハ 1940/2/20
- レーゼル 1947/2/2
- オピッツ 1953/2/5
私のためにベートーヴェンのピアノソナタを弾いてくれているピアニストの一覧だ。一応は歳の順。この人たちのCDを今持っているということだ。中学時代に買ったLPで演奏者のわからぬものはこのリストにない。LP時代が去ってCD時代になって以降、CDを買い求めた人たちということになる。ベートーヴェンに限ってのリストであることは再度強調しておきたい。
ドイツオーストリア系に極端に偏る。それも古い人ばかり。当時の音楽雑誌の刷り込みがいかに強烈だったかわかる。女子は6番のアニーフィッシャーだけだ。当時誰が好きだったかあまり覚えていない。ロシア楽派が不当に冷遇されているが、もちろん政治的意図はない。
お断りしておくと、今はやりの13人なのは偶然だ。
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