ベートーヴェンの取り込み
昨日の記事「USB三昧」で、車内常用USBについて書いた。収録内容を作曲家別に記載したが、その中にシューマン、ブルックナー、チャイコフスキー、ベルリオーズ、ショパンあるいはドイツバロック諸家が抜けている。さらに申せばベートーヴェンもなかった。ドイツバロックは少ないながらもブクステフーデやパッヘルベルがいた。がしかしシューマン、ブルックナー、チャイコフスキー、ベルリオーズ、ショパンは本当に収録がない。CDを所有してはいるが、当面ドライブでは聴きたくならなそうということだ。
ベートーヴェンは違う。収録曲を決めるためにベートーヴェンのCDを取り出した。棚に収まらずに収納ボックスに入れて箪笥の上に保管という憂き目にあっていたものも取り出して、あれこれ聴いた。LP時代が去ってCDになり、所有していたLPを処分したあとにCDを買い求めたものの堆積だ。LP時代はなんせ廉価版が多く、今となっては演奏家を記憶していない。処分後同じ演奏をCDで買い戻したものは限られている。だから今の所有CDは中学高校大学時代の嗜好を正確に反映してはいない。
なぜ持っているのかわからぬCDも相当多い。とりあえず常用USBへの収納状況は下記。
<ピアノソナタ> グルダ、レーゼルでそれぞれ32曲すべて。グールドは録音があるものすべて。
<弦楽四重奏> アルバンベルクで16曲プラス大フーガ。
<交響曲> 9曲を厳選1演奏ですべて。
<ピアノ協奏曲> グルダで5曲すべて。
<ヴァイオリン協奏曲> シェリングとアッカルド。
<ヴァイオリンソナタ> スプクロの黄金コンビのみをシェリングで。
主な落選は下記。
第九以外の声楽曲。チェロソナタ。ピアノ三重奏曲。ゼプテット。フィデリオ。
「誰で一番聴きたいか」の決定は楽しくも悩ましい作業だった。ピアノソナタとヴァイオリン協奏曲は絞れず複数採用。
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