WBCの二刀流
興奮冷めやらぬというのがぴったりくる。ワールドベースボールクラシックのことだ。日本代表の優勝を別とすればキーワードは、ペッパーミルとチェコだ。チェコ共和国との対戦により、にわかにチェコへの注目が高まった。我々親子は2016年の12月30日から1泊でプラハを訪れている。音楽とビールとサッカー目当ての旅だったから野球は視界に入っていなかった。私にとってチェコといえばドヴォルザークであるから無理もない。
今回東京ドームを沸かせたチェコ代表のメンバーはたとえば、「電気技師と野球」「会計士と野球」の二刀流だった。日本には「投手と野手」の二刀流でMLBを席巻する大谷選手がいるものの、彼らはまた別の意味での二刀流の集まりだった。
私は、ブラームスと源実朝を心から愛することで、クラシック音楽と古典和歌の二刀流を目指している。我ながら完璧なオチ。
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