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2023年4月10日 (月)

ハンガリーの系譜

ベートーヴェンとブラームスの交響曲のCD、37名の指揮者のうち16名が独墺系だと述べたばかりだ。しからば残る21名の内訳を調べてみた。

  1. ハンガリー 6名 ライナー、セル、ショルティ、ドラティ、フリチャイ、ケルテス
  2. イタリア 4名 ジュリーニ、ムーティ、アバド、シャイー
  3. イギリス 4名 バルビローリ、ラトル、ガーディナー、ノリントン
  4. フランス 2名 ミュンシュ、クリュイタンス
  5. ポーランド 1名 ザンデルリンク
  6. チェコ 1名 クーベリック
  7. アメリカ 1名 バーンスタイン
  8. ルーマニア 1名 チェリビダッケ
  9. オランダ 1名 ズヴェーデン

独墺系の次はハンガリーだ。第一次大戦まで残存したハプスブルク帝国の領域において、非ドイツ語の最大勢力がハンガリーだったことと無関係ではあるまい。独墺にも遜色ないメンツ。オーストリアが4名であることを思えばすごい勢力だ。フリチャイ、ケルテスの夭折組を除く4名は米国で名声を高めたという共通点がある。同じハプスブルク系でもチェコは1名にとどまっているのと対照的だ。ドヴォルザークやスメタナのCDなら大活躍だが、ベートーヴェンとブラームスでは旗色が悪い。

フランスは「よく2名もいたものだ」という感覚、クリュイタンスはともかくミュンシュはブラームスの1番しかない。

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