オケの実情
ベートーヴェンとブラームスの交響曲のコレクションを指揮者を切り口に分析してきたが、本日はオーケストラをキーに集計してみた。各数値はベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を1種類ずつ所有していれば「13」になるという具合だ。
- ウイーンフィル 70
- ベルリンフィル 38
- ミュンヘンフィル 26
- シカゴ交響楽団 24
- フィルハーモニア管弦楽団 20
- クリーヴランド管弦楽団 14
- コロンビア交響楽団 13
- ゲヴァントハウス管弦楽団 13
- ロンドンクラシカルプレイヤーズ 13
- 北西ドイツ放送交響楽団 13
- ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 10
- 南西ドイツ放送交響楽団 9
- アムステルダムコンセルトヘボウ 7
- バイエルン国立管弦楽団 7
- ロンドン交響楽団 6
- シュトゥットガルト放送交響楽団 6
- バイエルン放送交響楽団 6
- ベルリン交響楽団 4
ウイーンフィルがベルリンフィルを倍近く引き離すという意外なオチ。トップスリーが独墺系だがオーストリアはほぼウィーンフィルだけという極端な状況。一方でアメリカも目立つ。逆に指揮者では6名も輩出したハンガリーはゼロ。ハンガリーの指揮者がアメリカに活躍の場を求めたことと符合する。
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