パズル「交響曲の13人」
昨年の大河ドラマ以降、どうも「13人」にはまっている。本日もその系統。思いついたきっかけは、交響曲の数だ。ベートーヴェン9曲にブラームス4曲を足すと13になるという素晴らしい偶然。しかも大指揮者ハンス・フォン・ビューローはブラームスの1番を指して「ベートーヴェンの第10」と呼んだ。つまり両者は足し算したいほど密接なのだ。
パズルのルールは下記。
- ベートーヴェンとブラームスの交響曲全13曲について我が家所有のCDから1曲ずつ選ぶ。
- その際、同じ指揮者を2度以上チョイスできない。
- 加えて、同じオケを2度以上選べない。
- 上記制約の内側で出来るだけ大好きな演奏を取りそろえる。
これが意外と複雑でやりがいがあった。結果は下記の通り。
- 1番 リカルド・シャイー ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
- 2番 ジョージ・セル クリーヴランド管弦楽団
- 3番 ゲオルグ・ショルティ シカゴ交響楽団
- 4番 ラファエル・クーベリック イスラエルフィル
- 5番 ギュンター・ヴァント 北ドイツ放送交響楽団
- 6番 ブルーノ・ワルター コロンビア管弦楽団
- 7番 カルロス・クライバー バイエルン国立管弦楽団
- 8番 ルドルフ・ケンペ ミュンヘンフィル
- 9番 フェレンツ・フリッチャイ ベルリンフィル
- 10番 シャルル・ミュンシュ パリ管
- 11番 セルジュ・チェリビダッケ シュトゥットガルト放送交響楽団
- 12番 クルト・ザンデルリンク ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
- 13番 ジョン・バリビローリ ウィーンフィル
ほれぼれ。
ビューロー先生がおっしゃる通り、10番はブラ1。よって自動的に11番はブラ2、12番はブラ3そして13番がブラ4.念のためである。改めてつくづく思うのは昔の演奏ばかりということだ。最年長はワルター1876年生まれで、ブラームス第一交響曲初演の年だ。最年少のシャイーでさえ私より7つも年長だ。私の母より年下はそのシャイーだけ。寄る年波なコレクションだ。
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