五の次
「運命」と「未完成」の黄金カップリングのレコードが最初だった。運命目当てだったのでB面は、さっさと聞き流して次を買い求めた。それは第九交響曲だった。演奏はフリッツ・ライナー指揮のシカゴ交響楽団。本当に予備知識なくこれを手に取った。レコード時代が去ってCD時代になってからCDを買い戻した。つまり最初のレコードの演奏が脳内に刷り込まれる現象が起きている。長く愛聴盤だった。ライナーさんがハンガリー系だということは後から知った。
カルロス・クライバーに第九の録音がないこともあって今も時々取り出して聴いている。
今思うと本当に純粋だった。歓喜の歌目当てに第4楽章だけをよく聞いた。
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