父子鷹
「/パズル交響曲の13人 」で7番はカルロス・クライバー。現在脳内首席指揮者の座に君臨中だ。
初めて聞いたのは社会人になってからかと。ブラームスの4番、ベートーヴェンの5番7番がウィーンフィルだ。遅れて画像を見た。ベートーヴェンの4番と7番をアムステルダムコンセルトヘボウを振った。やがてニューイヤーコンサートで決定的となり、それからあれこれ集めた。
きっかけは勘違いだった。「フィガロ」もあるんかいとばかりに買い求めたが、これはカルロスの父エーリヒの演奏だった。そう彼らは二代にわたる大指揮者だということであると遅ればせに気付いた。ご尊父の演奏は録音こそ古いものの、聴きごたえというか説得力はかなりな感じ。
オケはウイーンフィルではなく、バイエルン国立だ。バルビローリのブラームスがウイーンフィルなせいだ。とはいえカルロスクライバーの演奏が全13曲の中央、扇のかなめに鎮座する端正な結果に満足している。
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