時代はめぐる
クラシック音楽への傾倒が中学時代に始まった。最初はベートーヴェンという具合に、私はどうも作曲家を切り口に塊を認識してはまり込む。他に楽器や演奏家を切り口にする人もいるだろう。あるいは「交響曲」「協奏曲」などのジャンルが切り口になるひとも少なくないだろう。
私はなぜか作曲家切り口だ。その波は定期的にくる。
- 1974年くらい ベートーヴェン
- 1979年くらい ブラームス
- 2008年 ドヴォルザーク
- 2021年 シューベルト
- 2023年 ハイドン 今ここ
ベートーヴェンやブラームスはいかんせん昔の話でそののめりこみっぷりを記憶していない。バッハは小波がたくさんきたからむしろ例外だ。
このほど新たにハイドンだ。まずは交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノソナタ、ピアノ三重奏の4ジャンルに的を絞る。なぜってこれら4つのジャンルはモーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマンそしてブラームスという具合に華麗な系譜がある。いわゆるウイーン古典派の保守本流だ。ドヴォルザークは惜しい。
その大きな流れの源流にハイドンがいる。
しみじみ。
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