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2023年7月22日 (土)

父たる根拠

ハイドンは「交響曲の父」と呼ばれている。同時に「弦楽四重奏曲の父」でもある。モーツアルトに名高い「ハイドンセット」があるほか、ベートーヴェンの最初の6つの弦楽四重奏は作品18としてハイドンにささげられている。じつは目立たぬがピアノソナタの父と一部でささやかれてもいる。交響曲104曲、弦楽四重奏曲83曲、ピアノソナタ44曲という数にも裏打ちされているが、興味深いのはその内容だ。初期から通して聴くと、それらジャンルが形を整えられてゆく様子が手に取るようにわかる。

初期には「緩急緩急」の4楽章構成があった。バロックソナタの名残だ。メヌエットがフィナーレに来るケースだって少なくない。バッハたち後期バロックと古典派の懸け橋と説明されて違和感がない。

そうした目で見ると52曲あるピアノソナタも同じ位置づけに聞こえる。「ピアノ三重奏曲の父」であってもいい気がする。

 

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