ヴォリュームだけに非ず
マイルーム化計画の根幹にと買い求めたCDプレーヤーが嬉しく鳴ってくれる。自室化したおかげで、周囲に気兼ねなく音を出せるので従来より音量を絞っていない。演奏がリアルにクリアに聞こえる原因は、そこにもあるのかと考えてもみた。
けれども従来のプレイヤーで音量を上げてもやはりそうはならない。同じCDを新旧プレイヤーで聴き比べてみると、ほどなく音量の要因は微細だと気付かされる。従来のプレイヤーで音量を上げてもただうるさくなるだけだ。
ピアニシモからフォルテシモまでの幅と圧倒的な余裕感。これを世の中ではダイナミクスレンジとでも言うのだろう。この歳になって実感させられるとは。
コメント