ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 踏みっぱ大王 | トップページ | テンポ表示としての拍子 »

2023年9月 2日 (土)

両足踏みっぱ

記事「踏みっぱ大王」で、BWV540の特異なペダル使用について嬉々として言及した。その周辺を調べていたらお宝に遭遇した。プレリュードト長調BWV568だ。

 

20190303_195752
赤枠で囲んだ3小節間、ペダルのパートがオクターブの「C」音の伸ばしだ。赤枠の始まるのが23小節目である。これまさか片足ではあるまいな。つま先とかかとを用いてとか、特殊なシューズでとか。見ると24小節目からト音記号のところを両手で弾くように見える。音域が離れていて、左手がオクターブ伸ばしの上と旋律の下を弾くにも無理がありそう。

おおっとうなっているとさらに36小節目からは以下の通りの「H音」のオクターブ。

20190303_200003
足鍵盤と左手だ。よくよく見ると左手はト音記号部分の下の旋律を弾いているに違いない。今度は音域が近くて何とかなる。

バッハはこの両者を書き分けている。CDを聴くと両足オクターブの部分の響きが深い。

さしてメジャーではない作品だがとても丁寧で可憐だ。

 

 

 

 

 

 

« 踏みっぱ大王 | トップページ | テンポ表示としての拍子 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 両足踏みっぱ:

« 踏みっぱ大王 | トップページ | テンポ表示としての拍子 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ