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2023年10月 6日 (金)

不思議なこと

生涯の楽器にヴィオラを選んだとは言っても、音程もボウイングも安定しないし、アレグロ以上のテンポでは16分音符もお断りだ。老年に差し掛かった今、技術的にそうそう積み上げが期待できる訳もない。それでもやはり心のどこかに自分の楽器はヴィオラという安心感がある。

そのヴィオラの楽譜は風変わりなハ音記号が特徴である。原則ハ音記号なのだが、高い音域となるとしばしばト音記号に差し替えられる。ブラームスの楽譜では、しばしばというよりはちょくちょくト音記号が出る。ヴィオラソナタ第2番は 冒頭いきなりのト音記号で始まる。室内楽でも管弦楽でもト音記号は珍しくない。

長くヴィオラに親しんできたせいか、ト音記号とハ音記号が混在する楽譜でもストレスなく演奏出来るようになった。音程が悪いのは混在のせいではない。おまけにヘ音記号もかなりスイスイと読替が出来る。ヴィオラで弾けない低い音は、瞬時にオクターブ上げて弾くことも出来る。この程度はヴィオラ弾きとしては当たり前の読み替えだ。

さて昔、娘にヴァイオリンを教えていた頃、ヴァイオリンを手にする機会もあった。不思議なことに気づいた。娘たちは、ト音ハ音を瞬時に識別する私を、まるで手品師でも見るかのように眺めていた。調子に乗ってヴァイオリンでヴィオラの楽譜を弾いてやろうと試みたが、これがまた想定外の難しさだった。

つまりヴィオラさえ持っていればト音、ハ音、ヘ音の行き来が自由自在に出来るのだが、ヴァイオリンを持つとハ音記号の楽譜を演奏出来ないのだ。ヴィオラを持つかヴァイオリンを持つかで構えに入った瞬間から脳内のマスターが機能してしまうかのようだ。これはなかなか不思議な感覚である。ヴァイオリンを持って構えただけで、網膜にフィルターがかかってしまう。人間の意識とは一筋縄では行かないものだと実感した。

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コメント

てぃんぱにゃ~

そもそもヴァイオリン持ってハ音記号という状況にならんから、多分場数のせいだろうと思ってはおります。

私は老後の趣味にしようと思って数年前から電子楽器を練習し始めたのですが、電子楽器なので音域はどの音でも出るのです。
で、バリトンサックスとかテナーサックスの音域も出るのですが、あの楽器、譜面がテナーだろうがバリトンだろうがト音記号なんですよね。
出てる音と、譜面ヅラの音が違いすぎて全然吹けませんでした。ヘ音記号に書き直したい…

吹奏楽や打楽器にハ音記号は出てこなかったので、ハ音記号は全く読めません(>_<)
移調楽器の楽譜を実音で読むのは特に問題ないので慣れだけの気はしてますが。。。

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