どうにもならぬ
楽器を取り出した。どっちもヴィオラだが、私の愛器は右の巨大ヴィオラ。胴長46センチ。
次女がヴァイオリンを習っていたころ、時々弾いてはいた。がそれは今から15年くらい前の話だ。オケで弾いたのは1990年11月25日が最後。亡き妻との結婚式の2次会でブラームスの4番を仲間と演奏したっきりだ。つまり33年前の今日だ。室内楽にはその後も参加したことはあるけれど、腕の錆付きはどうにもならぬ。
10月20日恐る恐る愛器を取り出す。右手も左手も動かぬ。これではチューニングもままならぬ。右手の復旧が先だとばかりに開放弦のロングトーンに終始した60分でもうぐったりだ。
翌日恐る恐る右手のスケール。音程が悪いのは歳のせいでもブランクのせいでもないとは言え、愕然とするレベル。指の間に接着剤でも塗ってるかと思うほど、指の回りが重い。
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