ドイツバッハゾリステン
なんだか名前がかっこいい。だからというわけではないが彼らの手によるバッハ・カンタータ集を持っている。
指揮はヘルムートヴィンシャーマン。超かっこいいオーボエ奏者なので、おいしいところは吹いている。
この企画の魅力は歌手だ。ソプラノにエリーアメリンクがいる。BWV51やBWV199などのソプラノ必修の演目を歌ってくれている。リヒターの録音ではリーディングソプラノはマティスだったが、アメリンクに代わっていたら最高だった。
それからバリトンにヘルマンプライだ。BWV82を歌わせてもらっていないのが欠点。しかしBWV32とBWV57では、アメリンクとの共演が実現していて興味深い。
驚くべきはトランペット。見せ場の多いBWV51、BWV128、BWV191でなんとモーリス・アンドレが吹いてくれている。オーボエのヴィンシャーマンと並ぶ嬉しい見せ場。
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