重要参考文献
1987年初版、2011年に第五版という具合に版を重ねてきた名著。音楽之友社から刊行された「バッハ カンタータ研究」のことだ。
最終第8章が「バッハ・カンタータと19世紀」と銘打たれていて、その末尾397ページから412ページまで延々とブラームスが取り上げられている。はっきり申してそこだけを目的に購入した。他の場所は斜め読み同然で読み飛ばした。目からうろこが束になって落ちた記憶がある。
今回の「カンタータで辿る教会暦」という企画を立ち上げるにあたって再読を試みた。ブラームス関連以外のぺージもちゃんと読んだ。最初に読んだころよりもカンタータの知識がたまってきているせいか、やけに説得力がある。二度見の連続だった。
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