今年の大河
大河ドラマのことだ。今年の主人公は紫式部。やれ源平だ、戦国だという題材が多いのだがこれは異色だ。さっそく初回放送の視聴率が取り沙汰されていたが、我が家にとっては、こちらの方がなじむ。
紫式部をはじめ登場人物の何人かが百人一首に出てくる。百人一首をほぼそらんじている母は、作者までは記憶しておらず、紫式部は「めぐりあいて」だとよ伝えると即「雲隠れ」かと切り返してきた。小学生の私に百人一首を教えてくれたときのままだ。藤原道長が百人一首にいないことを残念がっていた。いくさが前面に出ないから平和なのかと短絡してはいけない。かえって陰湿と思わねばなるまい。この先、お歌やお香がどうからんでゆくのか楽しみである。
鎌倉の右大臣の弟子としては、しっくりとくる。
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