本来はクリスマスオラトリオ
教会暦をカンタータで辿るという試みのせいで、クリスマスから3日間をBWV63、BWV121、BWV64という具合に言及したが、やはりクリスマスオラトリオBWV248を避けて通るわけにもまいらぬ。
クリスマスオラトリオのことはブラームスとの関連を含めてすでに紹介しておいた。
彼らにとってクリスマスは1月6日の顕現節までが対象。クリスマスオラトリオもそうなっている。ツリーを片付けるのもそのころだ。
我が家のCDの中ではなんといってもリヒター盤。1965年の録音ながら、定番。ではあるのだが、独唱にフィッシャーディースカウ先生もいない。ペーター・シュライヤーもいない。時期的にはいてもよさそうなものだが。
そこでクルト・トーマス盤。トマス教会合唱団との演奏だが、バリトン独唱にディートリヒ・フィッシャーディースカウが出演している。録音はリヒター盤よりさらに古い1958年だけれど、トーマス盤のカンタータでは独唱を務めていないから貴重。
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