やっぱりアメリンク
お気にいりのカンタータ「Ich habe Genug」BWV82のうちとりわけ第3曲「Schlummer ein」が気に入っている。CDがかなりたまっているのだが、この第3曲に的を絞るなら、アンナマグダレーナバッハの音楽帳も視野に入る。
同曲集のCDの愛聴盤は何と言っても「グスタフレオンハルト盤」だ。ソプラノがエリーアメリンク。つまり同アリアを彼女が歌ってくれているのだ。清潔透明な毎度のアメリンク節が炸裂。最高のシューベルト歌手でありかつ、バッハを歌わせてもさすが。
彼女のCDでは第2曲のレチタティーボと第3曲のアリアが別トラックになっていない。1つのトラックに2曲が入っているのだ。両者が事実上の「序奏とアリア」状態であることが深く考慮されている。「絶対に続けて聞きなさい」という彼女からのメッセージに違いない。
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