カウンターテナーまで
昨日の記事でBWV82「Ich habe genug」がコントラルト独唱で歌われて違和感がないと書いた。
実はルネ・ヤコブスというカウンターテナー歌手も歌っている。「アルトカンタータ集」という試みの中で、この作品が平然と取り上げられている。教会に女性の立ち入りが制限されていたバッハの時代、カウンターテナーは今よりもっと自然だったはずだから、このトライに説得力が宿る。
コントラルトのシュトゥツマンより高い声という感じ。ポンと聞かされたら「あれっ」と思う。女声のアルトとも決定的に違う。なんか変という感じ。聴き進むとそれは不慣れのせいだとわかる。
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