MVC
私の造語だ。「Most Variable Cantata」の略。脳内最優秀カンタータのこと。これが2月2日に話題にした「Ich habe Genug」BWV82である。コツコツと集めたCDを以下に列挙する。「録音年/指揮者/歌手」の順に記載する。
- 1951/リステンパルト/フィッシャーディースカウ Bas
- 1961/クルト・トーマス/ヘルマン・プライ Bas
- 1968/カール・リヒター/フィッシャーディースカウ Bas
- 1968/ヴィンシャーマン/ジェラルド・ゾウツァイ Bas
- 1983/ヘルムート・リリンク/フィッシャーディースカウ Bas
- 1991/ヘルヴェッヘ/コーイ Bas
- 1991/ペーター・シュライヤー/オラフ・ベーア Br
- 1994/ロイ・グッドマン/ナタリー・シュトゥッツマン CA
- 1998/バンキーニ/ルネ・ヤコブス CT
- 2000/ジョン・エリオット・ガーディナー/ピーター・ハーヴェイ Bas
- 2000/ファビオ・ビオンディ/イアン・ボストリッジ Tn
- 2000/ピーター・ヤン・ルイジンク/マリヨン・ストリイク Sop
- 2001/トン・コープマン/クラウス・メルテンス Bas
以上13種類。「鎌倉殿の13人」以来はまりまくっている「13」だが、ここは全くの偶然。して以下少々のコメント。
愛するディートリッヒ・フィッシャーディースカウ先生は3種類。最古の1番はリステンパルト指揮リアス室内合唱団との録音で、26歳の歌唱ながらすでにもう全盛期かもと。後はカール・リヒターとヘルムートリリンクの大定番。それぞれ43歳、58歳の録音。どれもすごい。
ヘルマン・プライ先生も録音している。クルト・トーマス指揮ライプチヒトマス教会合唱団との由緒正しい演奏。なんたって指揮者はトマスカントルだ。ヴィンシャーマン先生はバッハゾリステンを振っている。指揮なんぞいいからオーボエ吹いてほしかった。
歌手の声種はCDジャケット記載のものに従ったけれど、なんのかんので、7種類ある。
- ソプラノ
- アルト
- コントラルト
- カウンターテナー
- テノール
- バリトン
- バス
いやいや楽しい。フィッシャーディースカウ先生は別格として、楽しめる。
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