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2024年2月16日 (金)

ビオンディの無伴奏

記事「まさかのテノール」で、ファビオ・ビオンディの指揮でBWV82が聴ける。しかもテノール独唱だとはしゃいだ。

実はその日、彼のリサイタルに行ってきた。演目はバッハで、なんと「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全6曲というご馳走。

<第一部>

  • ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
  • パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002

  休憩

  • ソナタ第2番 イ短調 BWV1003

<第二部>

  • パルティータ第2番 二短調 BWV1004

  休憩

  • ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
  • パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006

第1部は15時開演で、第2部が18時開演。どちらも90分という端正な枠組み。見ての通りBWV番号順に演奏されたが、休憩の差し込み方が巧妙で感心した。

名高いシャコンヌを含むパルティータ第2番が全体の頂点を形成するが、実際の演奏もそうだった。シャコンヌへの花道と余韻を楽しむ構成だ。

言葉は不完全だ。すごい演奏だった。だから生でなければという臨場感、切迫感。軽いのに軽くない。シャコンヌに入ると音色が違った。

2部のアンコールはニ短調のジーク。そしてト短調ソナタのアダージョ。一日の冒頭に回帰してお開き。喉がカラカラになった。

バッハと教会暦をたどる1年にふさわしい、本年最初のコンサートだった。

 

 

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