手製アリア集
「またまたしょうもないことを」というお叱りならもう覚悟できている。一昨日から紹介を始めたカンタータ用USBのことだ。
歌手たちの妙技を味わうという点に的を絞ってひとまず深入りを始めることにした。話はリヒター盤に限定する。全25ディスクの中から大好きなディートリヒ・フィッシャー・ディースのカウ先生の出番だけをピックアップして抜き出し、BWV番号順に連続再生できるようなファイルを作ることにした。本日の記事はタイトルこそ「手製アリア集」だが、収録の対象は「アリア」だけにはとどまらない。レチタティーボはもちろん、他の独唱者との重唱までも対象に加える。事実上「ディースカウ先生の出番集」である。
これがなかなか複雑な作業だ。バス独唱に出番のあるカンタータを抜き出し、そこからディースカウ先生が出演しているかどうかを見極めねばならない。慎重を期するためにエクセル沙汰にすることにした。CDのブックレットを見る。DISC1から順に、編成と独唱を一覧化してしまうのだ。全DISCでこの作業を終えてしまえば、あとはエクセルの「並べ替え」でソートが思いのままだ。BWV番号順に並べ替えて、ディースカウ先生の出番有りの作品リストが手に入る。
このリストを見ながら、先のUSBを開ける。保管中のフォルダーから目的のBWV番号、曲名を頼りに手製アリア集の専用ファイルにコピーするだけだ。
壮観だ。BWV1の第4曲のレチタティーボからBWV187の第4曲のアリアまで全87曲が整然と並ぶ。全部再生すると4時間41分34秒かかる。CDなら4~5枚分だろう。本当に本当に楽しくて楽しくて。いやもう極楽。
私だけのディースカウ先生のバッハ全集の出来上がりだ。







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