バッハの受難曲
そもそもバッハは生涯に5つの受難曲を作曲したことになっているらしい。
ひとまず4つはすぐわかる。BWV244がマタイ、以下BWV245がヨハネそして、247がマルコという具合。欠番の246は今では偽作と判明しているルカ受難曲だ。
先に購入した「BWV3」にも巻末にそれらについて記載がある。ルカ受難曲については、ブラームスは親友でバッハ学者のシュピッタに食ってかかっている。「もし、真作だとするならきっとバッハが赤ん坊のころの作品に違いない」と皮肉を交じりにつっかかる。
BWV246という番号が附番されているのは、真作ではないと判明したのがBWV1の発刊後ということだ。
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