BWVの部立て
「バッハ作品目録2022年版」の話。BWV番号順に全作品がジャンル別に列挙される。折角なのでそのジャンルをドイツ語で抜き出してみる。ウムラウトは赤文字にしてある。末尾の数字はページを表す。
- Kantaten und verwandte werke 25
- Motetten 294
- Messen,Magnificato 302
- Passionen,Oratrien 321
- Viestimme Chorale 365
- Werke fur Orgel 410
- Werke fur Clavier 488
- Werke fur Laute und Lautenclavier 565
- Kammermusik 569
- Orchesterwerke 588
- Kanons,Musikalisches Opfer,Die Kunst der fuge 609
- Theoretische Aufzeichnungen 623
- Ubersicht:vergebene Nummer in BWV2,2a,3 625
以上。慣れればこれで十分だ。およそ600ページのうち、なんと269ページがカンタータに費やされている。だからこれらが先頭に来るのだ。私をバッハに導いた一連の無伴奏作品やブランデンブルク協奏曲は、室内楽と管弦楽作品に含まれるがたったの40ページでしかない。その少なさに唖然とする一方で、同時にその濃さを改めて実感した次第。
気づけて良かった。
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