我が去るは汝らの益なり
復活祭後第4日曜日には「Es ist euch gut,dass ich hingehe」BWV108だ。イエスが受難と復活を弟子たちに予言する系統の説話に基づく。
リヒター盤では、ディースカウ先生が降り番のせいか、第1曲のバスのアリアではついついオーボエダモーレの響きに耳がいく。続くテノールのアリアには独奏ヴァイオリンがからむ。
カンタータでは独唱とからむ様々な楽器の選択に、センスが光る。ここにオーボエダモーレをもって来なければと思うバッハの脳みそのことだ。
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