網羅性という媚薬
先に買い求めた「バッハ作品目録2022」の話。
膨大なページ数に圧倒はされるのだが、安らぐ。これにバッハの全作品が言及されているという安心感がある。全部が網羅されているというのが心地よい。こちらがドイツ語に不慣れでたどり着かないという可能性はあるが、どこかには必ず載っているという信頼感に浸れる。
19世紀にメンデルスゾーンらによって始められたバッハ復興運動の果実が、たわわである。
今その恩恵をたっぷり浴びている。
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