クレメントの出番集
マンフレート・クレメント先生の出番がカール・リヒター先生カンタータ選集全75曲の中でどれほど出てくるのか調べた。
結論から申すなら圧倒的だ。84カ所に及ぶ。これはディースカウ先生の出番87カ所に次ぐ。リヒター先生の選集にはクレメント先生以外の人がオーボエを担当している作品もあるが、この数値はクレメント先生の出番だけに絞っての値だ。
様々な出番がある。声楽の混じらぬシンフォニア、アリアの伴奏、二重唱の伴奏、合唱の伴奏あるいはわずかながらレチタティーボに付き従うケースもある。総奏で鳴る中にオーボエがあっても私が聞き逃しているということもあるだろう。ここにあげた84カ所は私が聞き取れた場所だ。全て再生すると6時間49分。演奏時間ならディースカウ先生の出番4時間49分を大きく上回る。
クレメント先生の出番だけをBWV番号順に抜き出した特製USBを作った。時々ディースカウ先生やシュライヤー先生との共演も混じる。
いやはや圧倒的な面白さだ。
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<前川光世さま
な、な、な、なんとクレメント先生のお弟子さんでしたか?
拙ブログがお目にとまった幸運をかみしめております。
投稿: 実朝の弟子 | 2024年10月27日 (日) 04時56分
M.クレメント先生に関する
情報を大変興味深くも 温かく
発信下さり ありがとうございます
偶然 たどり着きましたので 後に ゆっくり読ませて頂きます
マンフレッド氏は 本当に素敵な師でした
投稿: 前川 光世 | 2024年10月26日 (土) 23時06分