基準が知りたい
昨日文藝別冊の「カールリヒター」ではしゃいだ。このシリーズにはかなりバックナンバーがたまっている。ほぼ人物が切り口といっていい。
歴史上の人物、作家、映画監督、俳優、漫画家、落語家などなど超多彩だ。
音楽系に絞っても作曲家、演奏家などさまざまで、ジャンルはクラシックにとどまらない。
全体のトーンはその人物にまつわるエッセイ集という感じ。学術書の堅苦しさとは無縁のカジュアルなテイストが売りかも。クラシックの作曲家ではマーラー、バッハ、ショパン、ワーグナー、モーツアルトくらい。ブラームスは落選だ。基準が知りたいと思い詰めるのは野暮だろう。演奏家はリヒター先生に加えて、カラヤン、フルトヴェングラー、マリア・カラス、グレン・グールド、カルロス・クライバーくらいか。こう並ぶとわかるような気がする。ある程度のカリスマ性が必須な感じ。
我が家にあるのは「カール・リヒター」「グレン・グールド」と「カルロス・クライバー」の3種。エリー・アメリンク先生はともかくフィッシャーディースカウ先生は是非ともほしいところ。
« 文藝別冊 | トップページ | もろもろの天は神の栄光を語り »
コメント