一昨日、それは母の89歳の誕生日だった。午前中の退院を待って母と連れだって赤ちゃんに会いに行った。
母はひ孫の顔を見るなり「あらー」と言って15秒の沈黙。その後孫娘に向かって「大手柄ね」と言って手を握ったっきり動かない。「おばあちゃん早く抱っこしてあげて」とその孫娘に言われて腕に抱く。
「重い」というのが母の第一声だった。「最近慣れないから肩に力が入るね」「いい子だねえ」
事情を知ってか知らずか赤ちゃんは眠ったまま。感動の光景なのだがブログで写真をさらすわけにも行かないのだが、1枚だけ顔の写っていない写真があった。
89歳違いの二人を象徴する1枚。変に顔が写っているより胸に迫るものがある。
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