満ち足りた安らぎ
「Vergnugte Ruh,beliebte Seelenlust」BWV170も三位一体節後第6日曜日用だ。リヒター先生がこの日用に収録したのはBWV9だけで、本曲はスルーされている。
異議ありだ。
私ならこちらだ。
珍しく、合唱の出番がない可憐なアリア。とりわけ第1曲は本当に素晴らしい。揺れる8分の12拍子は、アルトが歌い出すまで、オーボエダモーレが雰囲気を決定付ける。「満ち足りた安らぎ」にピタリだ。
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