我が心は血の海に漂う
三位一体節後第11日曜日用「Mein Herz schwimmt im Blut」BWV199だ。何やら物騒なタイトルではるのだが、ソプラノ用アリアの頂点に君臨する名作。全8曲で構成されて全てにソプラノ独唱が現れる。
リヒター盤ではマティス先生がお歌いになる。独奏オーボエは当然クレメント先生である。この2人の競演だけでも相当ありがたいというのに、私はアメリンク盤。ヴィンシャーマン先生がオーボエを吹いていない。指揮なんかせんでいいから吹いて欲しかった。せやから言わんこっちゃない。第2曲冒頭のオーボエの独奏は、リヒター盤のクレメント先生を支持する。
地味に聞き所なのが第6曲。大変珍しいヴィオラの独奏がある。ソプラノ独唱とのからみは宝物だ。
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