眼鏡屋はホルン
楽器練習用に中距離用眼鏡をあつらえた話は既にしておいた。そこから思わぬ奇遇にたどりついた。
眼鏡ショップに事情を説明するのにマイスタージンガーのパート譜を持参した。今の遠近両用が中途半端である旨を説明するためだ。かれこれ25年のつきあいがある眼鏡ショップのご主人は、からりとわかってくれた。「シャープとナチュラルの見分けがつかぬ」という説明ですんなりわかるとは意外で、「もしかして音楽やってました?」ときいたところ「はい」というお返事。「へっ?」てなもんだ。25年前からしょっちゅう通っているのに知らなかった。
そういえば音楽の話なんぞしたことはなかった。
「して、何か楽器でも?」と尋ねると「ホルンを少々」という夢のような回答。どうりでマイスタージンガーも腹に落ちたわけだ。一連の職場オケネタでしばし時間を忘れて盛り上がった。
奇遇に奇遇を重ねて今、機が熟してきている。
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