新旧写真事情
我が家の子供たちは平成一桁の生まれ。写真は、まだデジタルではなかった。せっせと写真屋さんに通ってプリントした。それらの整理も楽しみの一つだった。3人あわせてかれこれ2万枚ある。それらは今でも直ちに閲覧可能な状態に整理されている。私の自慢の一つだが、このたびの初孫は、そうした写真事情も今時である。
スマホに専用のアプリをダウンロードし使用登録をすると、娘夫婦が撮影した写真や動画が見放題だ。私自身が撮ったものも登録できる上にコメントの投入も自由自在。自動で月別に管理されるほか、掲載の順番も見るたびにランダムで入れ替わる。もっとすごいのは、それらの動画や写真は他のアプリに共有転送できない。両親の認めた身内にだけ公開される仕組みだ。もし子供が二人目三人目と増えても子供別に整理される。
いやはや今どきだ。幸い私はスマホユーザーでさくさくと登録ができた。毎日最新の動画や写真が見放題である。
最大の課題は母だ。スマホを使えない。
最新のものを私のスマホで見せてはいるが、画面は小さいし自分の都合で見ることができない不自由も感じる。
そこで、妙案。写真を数枚を引き延ばしてプリントアウトし、クリアファイルに納めて渡したら、母の顔が輝いた。何でもこれでご近所に見せに行けるということだ。なじみのクリーニング屋さんや美容院に持って行って見せると言っている。まだまだアナログど真ん中だ。
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