農民カンタータ
農民カンタータBWV212の初演は1842年8月30日だ。ライプチヒ近郊のとある村の新領主着任のお祝いにと作曲された。領主の名前は、カール・ハインリッヒ・フォン・ディースカウという。そう、彼は歌手ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ先生の遠い先祖にあたる。
とにかく殿様を誉めまくる祝賀系のテキストに、舞曲感満載の音楽を貼り付けるバッハの才能がまぶしい。
おかげで楽しい楽しい曲になっているが品格だけは維持されている上に、これをディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ先生の歌唱で聴けるとなるとありがたみは教会カンタータなみになる。
今日は初演から282年目の記念日。
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