我哀れなる人罪の下僕
三位一体節後第22日曜日用「Ich armer Mench,ich Sundenknecht」BWV55。当日の説法は「自分に対する罪7回があったら、7回赦すべきか」という問いに「イエスは70回赦しなさい」と赦しの10倍返しを説く。耳の痛い話だ。
本作BWV55は代表的なテノールのためのカンタータ。全5曲のうちフィナーレのコラールを除いてテノールの独唱がある。
がしかし、リヒター先生の選集ではいささか影が薄い。ひとえにペーター・シュライヤー先生の独唱になっていないせいだ。オーボエダモーレ独奏もクレメント先生ではない。こちらの脳みそのせいではあるが歯がゆい。
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