ドイツ式音名のまさか
先日ヴィオラの第二ポジションを2系統に分けた。G線上の人差し指で取る音を元に「B型」「H型」と命名してみた。
その過程でまた妄想が膨らんだ。
ドイツ式音名はなぜ「シのナチュラル」を「H」と呼ぶのだろう。英語圏では「B」だ。ドイツ式で「シのフラット」は「B」なのに英語圏では「B♭」と呼ぶ。ついでに申すならイタリアなどラテン系でも「シのフラット」はあくまでも「シの派生」だ。
なぜドイツ式だけが「H」「B」と呼び分けるのだろう。隣り合う半音に独立した文字を当てているのは、ドイツ式においてもここだけだ。
なぜだろう。私の知らぬ歴史が一つや二つ隠れていそうだ。
いいではないか。
音名に「H」を加えることで何が起きるか考えてみるといい。
「BACH」という綴りが完成するではないか。AとCの1音半がかくも濃密に音名となる。
私はこの結論で満足。
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