A線はラー線
「エチュード変ロ長調」としゃれこんでブランデンブルク協奏曲第6番をさらい込んでいる。
A線の鳴りにやや不満を感じるようになった。同曲への取り組みが始まってすぐ、小さくない違和感が生じた。テクニックの未熟を弦のせいにするのはもっての他ではあるのだが、私のテクニックは4本どの弦を弾くにも同様に未熟なのに違和感を感じるのがA線だけとなると、やはり弦に原因を求めてもいいのではと思い始めた。
楽器をメンテナンスし、4弦全てをヘリコアに代えたばかりではあるのだが、1週間前にA線のみラーセンに取り替えた。2ヶ月しか使っていないヘリコアは非常用スペア弦としてとってある。
デンマーク製。お店の人に悩みを打ち明けると「価格がお高くはあるのですが」と前置きしながら勧めてくれたもの。
第一印象としては、明るくてレスポンスがいい。良くも悪くもオープン。バッハ弾くならもう少し陰影も欲しいところだが、そこはこちらの腕前とのかねあいもあるので、弦のせいにしてはなるまい。
なじむにはもう少し時間がかかるかと。
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