楽器のf字孔から見えるラベルにはまっている。
今回は現在愛用中の巨大ヴィオラを覗いてみる。

おお、ってなもんだ。「1877」がすぐに目につく。1877年製だとわかる。冒頭の「Otto Bausch」は人名っぽい。あるいは工房の名前ということもあるかもしれない。末尾の「ーsch」はドイツ語によくあるパターンでこの楽器がドイツ製であることをほのめかすものの、その他は全てラテン語だ。19世紀当時ドイツ語圏でもラテン語は用いられていたらしいから、不自然でもない。
1992年当時、ドイツ製の巨大ヴィオラというだけで買い求めた記憶がある。ラベルの読み方くらい聞いておくべきだった。
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