形見の駒
自室整理でこんなものが出てきた。
ピー缶の缶だ。おまけに日本専売公社時代の代物。中身はこれ。
見ての通り将棋の駒だ。小学生のころ父や母とに将棋に親しんだ記憶がある。ピースの缶に入れているのは愛煙家の父らしい。
先般法事があって親戚が集まった。父の兄弟の中で、唯一元気な実弟に、これを見せたところ嬉しい反応。これは父の父の持ち物だという。私の祖父だ。祖父が買ったのか、誰かからもらったのかは不明だが私が生まれる前の品物であることは間違いなさそうだ。木製というだけで具体的なことは不明。「歩兵」のかわりに「イミ」と書いてあるし裏には「と」のかわりに「、」が彫ってある。「銀」もおかしな文字だし、突っ込みどころが多い。
我が家の持ち物でいうならヴィオラに次ぐ古さである可能性が高い。
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