装飾音符どうする
バッハの楽譜には装飾音符がかなり出てくる。
3月に始めたヴィオラレッスンで落ちた鱗はかなりな枚数に上るが、今のところ最大の鱗は装飾音符だ。
バッハ作品に新たに取り組む際、まずは楽譜を前にボウイングやフィンガリングを決めに入る。小節の頭はダウンだとかアウフタクトはアップだとか。同時にフィンガリングも。開放弦は割と使ってよろしいが、トリルを薬指と小指でかけてはならぬと。
先生は曲中全ての装飾音符を抜き出してその周辺の効果的なフィンガリングを割り付けよと説く。バッハの装飾音符は複雑でそれだけで本も書けるという。演奏に取り組む前にそのあたりの整理は終えておくべしと。
ボウイングにだって影響する。曲の性格やテンポも考慮せねばならぬ。逆に申せばそれらがきれいにはまったとき見違えて曲が流れることもある。
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